事業紹介
日本の果実の中でも、最も古くから存在する果実で、約1500年前頃に中国から入り、「梅干し」として定着したのは、平安時代と言われています。
栄養素は、カリウム、鉄、ビタミンEを多く含み、それぞれの成分はリンゴの2倍、6倍、33倍も多く含まれています。特に、血圧の高い疾患を抱えている現代人にとっては、「魔法」の様な、食品と言っても過言ではないでしょうか。
私達が栽培する「京都府山城村」は、お茶の名産地としても知られており、「梅」「お茶」「お米」の、3つの食品が揃えば、日本の伝統ある食文化に一石を投じるのではないでしょうか。
私達日本中央ファームは、その先に「食糧自給率を高める事」を目指しております。
私は、京都大学で、教鞭を取っている時から、日本の食糧自給率に関して、非常に危惧を持っておりました。
農作物というものは、工業製品の様にオートメーション化されて、作れるものではなく、短期で収穫されるものもあれば、数年もかけて収穫されるものもあります。
又、国の政策により、減反政策(米の栽培をストップさせ、補助金を支給する)を実施致しました。
その影響により、田は、荒廃し、土壌は痩せ細り、再生するには、数年かかる程の状況になりました。
「食は生命です。」
その様な現状で、日本の食糧自給率を高める企業様から、技術指導の依頼を頂きました。
私の今まで培った知識と技術を、日本中央ファーム様へ伝承しようと思っております。
西村 和雄
京都大学農学部修士課程修了。
環境科学総合研究所、京都大学助手、京都大学フィールド科学教育研究センター講師を経て、2007年、京都大学を退職。京都大学農学博士。
著書
- 2004年
- 『スローで楽しい有機農業コツの科学』
- 2008年
- 『おいしく育てる菜園づくりコツの科学』
- 2009年
- 『おいしい野菜の見分け方』
『おいしいほんもの野菜を見分けるコツ百科』 - 2015年
- 『ぐうたら農法 病虫害がなくなる土の育て方』
『西村和雄の有機農業原論』など